スマートメーター導入について

 当社は、お客さまの電気の効率的なご利用に資するスマートメーターの導入を2015年7月から進めており、
2023年度末に一部取り替え作業が困難な場所などを除く全ての世帯・事業所(約183万台)に設置いたしました。
 今後もスマートメーターを活用したサービスの提供に取り組んでまいります。


スマートメーターでできること(使用量の計測・通信・開閉操作)

スマートメーターは計測した30分ごとに電気のご使用量を保存し、通信機能利用して遠隔でデータ収集や
内蔵開閉器の操作を行うことが可能です。また、お客さま宅内のHEMSにて電気のご使用量を把握できる
サービスをご利用いただけます。
※HEMS:ホームエネルギーマネジメントシステム(Home Energy Manajement System)の略で、家庭
      で使うエネルギーを管理するためのシステムです。家電や電気設備とつないで電気使用量の
      見える化や制御が可能です。

電力メーター情報発信サービス:2015年7月開始


スマートメーターの内蔵ブレーカー機能について


スマートメーターのオプトアウト制度について

■オプトアウト制度とは
オプトアウト制度とは、お客さまのお申し出にもとづき当社がスマートメーターの通信機器の取り外し等を行う制度であり、
第86回(2025年2月28日)電力・ガス基本政策小委員会において、通信機器の取り外し等に伴い追加的に発生する費用に
ついては、オプトアウトを希望されたお客さまへその負担を求めることが整理されました。
第86回(2025年2月28日)電力・ガス基本政策小委員会
これを踏まえ、当社は、このオプトアウト制度を2028年4月から導入する予定としており、お客さまのご希望により通信機器
の取り外し等を行う場合は、事務手数料として44,000円をご負担いただくこととなります。

■スマートメーターの安全性
WHO(世界保健機関)では、「国際的なガイドラインを下回る強さの電波により、健康に悪影響が発生する証拠はない」「携
帯電話端末および携帯電話基地局から放射される電波のばく露により、がんが誘発されたり、促進されたりすることは考え
にくい。その他の影響(脳の活動、反応時間、睡眠パターンの変更など)についても、健康への明らかな重大な影響はない」
などが主な見解として示されております。
また、スマートメーターの通信には、国際的なガイドラインに準拠した高度な暗号化などのセキュリティ技術を採用するとと
もに、スマートメーターに保存される電力使用量データなどが漏洩したり、不正に利用されたりすることがないように、対策
を行っております。
総務省 電波利用ポータル
電磁界について
引き続きスマートメーターの設置につきまして、ご協力をいただきますよう何卒よろしくお願いいたします。